ちゃっきりの、春

やっと手元の仕事が落ち付き、なんと一ヶ月ぶりに小唄の稽古へ。夏の浴衣浚いの会に向けて新しい曲をいただき、久しぶりに三味線のお稽古もつけていただきました。辛し色の御召に型染めの帯、牡丹色の帯締めで、“ちゃっきり”した装いに。穀雨の頃を迎えると春も夏の光に近づき、少し強めの色を用いた装いが似合うように思います。
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お稽古バッグ
先日、京都へ出張した際、見つけたエコバッグ。



祇園にある和装小物店、井澤屋さんで一目惚れ。A4サイズの薄型で、紅の飛び絞り柄がはんなりとキュートな印象。小唄の譜面やテープ、撥ケースなどを入れるお稽古バッグにピッタリと思い、すぐに購入。

長くお稽古を続けていくには、こうした些細なことながら、モノの力を借りてテンションをあげていくことも必要なのです。
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三味線袋
三味線を仕舞う時に入れる和紙の袋。自宅では、この和紙袋に入れてから、桐の専用ケースに納めています。普通に扱っていたら、めったに破れる事はないのですが、毎年三味線屋さん(新橋の石村屋)からお年賀としていただくため、年に1度取り換えます。新しい和紙の袋は、やはり心地よく、気持ちが改まるのを感じます。
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小道具の楽しさ
道具に凝る、ということもお稽古の愉しみの一つです。とはいえ、三味線に凝るほどの資金力はなく、仕方なしに三味線まわりの小道具で自己表現を試みました。三味線柄の手拭い、ついつい一目惚れをして買ってしまいました。谷中の丁子屋さんで求めました。

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ほんのり薫る「しょい揚げ」
小唄の稽古をはじめてから、きものの着こなしが随分と変わりました。その一つがしょい揚げ(師匠は帯揚げをしょい揚げという)の色です。赤坂芸者のしょい揚げはピンクが必須カラー。どんなきもののコーディネートでも、濃淡のピンクに加え、白地にピンクの飛び絞りでまかなわれるのです。ちなみに、京都の場合は、素人でも玄人でも白地に紅の飛び絞りでたいがいのコーディネートがまかなわれていることが多いです。お稽古をはじめた頃は、シックな色味が好みだったので紫や茶系の帯揚げを締めていたら「ババア色」といわれ、ならば淡い色ならよかろうと水色を締めたら「そういう色はござ担ぎ」と一蹴され、えぇい、はんなりと白地に紅の飛び絞りならどうだとトライしたら「それは正月だけ」とまたもや却下。とにかく、ピンクでなければいけないらしいことがわかりました。そんなわけで、私のピンクの帯揚げコレクションは5年の年月でこんなにも増えました。

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